カレンダー

2019年
1月19日(土)
13:04

トピックス

宮古土木センター 重茂半島線など 3工区が3月16日開通
 県沿岸広域振興局土木部宮古土木センターが、復興関連道路として整備している主要地方道重茂半島線(山田町~宮古市)の「熊の平~堀内工区」(延長4・4㌔)と「堀内~津軽石工区」(同3・0㌔)、一般県道津軽石停車場線(同市)の「津軽石工区」(同0・3㌔)が、3月16日に開通する。同日午前に式典を開き、午後に供用を開始する(時間は調整中)。津波浸水区域を回避できるルートを確保し、災害に強いまちづくりを支える。
 重茂半島線は、重茂半島を周回する唯一の生活道路。2011年3月11日の東日本大震災では、津波により同道路が各地で寸断され、集落が長期にわたって孤立した。
 県は安全な道路を構築するため、多重防災型まちづくり推進事業(まちづくり連携道路整備事業)として、12年度に改良事業に着手。震災クラスの津波が発生した場合でも浸水しない道路とするため、復興関連道路と位置付け、7工区に分けて重点的に整備を進めてきた。
 対象工区のうち、川代(同0・6㌔)と千鶏(同1・3㌔)の2カ所は供用済み。現在、残りの5工区の工事を進めている。
 今回供用するのは、熊の平~堀内工区(同4・4㌔)と堀内~津軽石工区(同3・0㌔)。いずれも一般部の幅員は5・5(7・0)㍍となる。事業期間は12~18年度まで。事業費は熊の平~堀内工区が約72億円、堀内~津軽石工区が約53億円となっている。
 主要構造物を見ると、熊の平~堀内工区では重茂トンネル(同771・0㍍)、熊の平大橋(同154・0㍍)、清水橋(同66・0㍍)、堀内大橋(同79・0㍍)、堀内~津軽石工区では津軽石橋(同169・7㍍)を整備した。
 津軽石停車場線は、同市津軽石地区の国道45号から、津軽石駅(リアス線)や津波復興拠点施設などにアクセスするための道路。重茂半島線の堀内~津軽石工区から直進するイメージで、同日の開通となる。幅員は5・5(9・5)㍍で、主要構造物は津軽石跨線橋(同32・5㍍)。事業期間は14~18年度で、事業費は約17億円となっている。
 今回の計同約7・7㌔の開通で期待される整備効果としては、▽津波浸水区域の回避や災害時の確実な緊急輸送の確保▽水産物の安定的な輸送路の確保▽3月23日に運行再開する「リアス線津軽石駅」へのアクセス向上▽現在の1車線区間の解消による安全性の向上▽移動時間等の短縮による利便性向上―などが挙げられている。
バナー バナー バナー バナー バナー バナー バナー バナー