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2021年
7月28日(水)
09:22

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県出納局 20年度県工事、件数・金額とも前年割れ 件数が平成後最少を更新
 県営建設工事の20年度発注状況(普通会計、随意契約を含む落札ベース)は、発注件数が1106件、発注金額は745億1600万円。発注件数は前年度比6・1%減、発注金額は12・8%減と、3年連続で件数・金額ともに前年度を下回った。発注件数は平成以降最少を更新。発注金額は東日本大震災以降で最小となり、震災前の水準に近付いている。県内企業への発注も件数・金額ともに前年度を下回った。(工種別の発注状況の表は2面)
 県出納局がまとめた県営建設工事の発注状況によると、件数は92年度の5513件、発注金額は95年度の2032億2600万円をピークとして長期的な減少傾向を示し、特にも03~04年度は増田寛也知事(当事)による公共事業費削減方針に沿って、発注金額が2年連続で約3割の減少となった。
 以降も減少傾向は止まらず、10年度には1728件、429億3800万円まで落ち込んだ。11年度以降は復旧・復興需要により短期的な増加に転じたが、直近3年は連続で件数・発注金額ともに前年度を下回っている。
 20年度の県工事は件数が1106件と、平成入り後最少を更新。発注金額は745億1600万円で11年度と同水準となった。ピーク時との比較では件数は79・9%減、発注金額は63・3%減で、件数はピーク時の約2割、発注金額は4割弱となった。
 うち県内企業への発注状況をみると、件数は1047件で前年度から件数ベースで77件、増減率で6・9%減。発注金額は636億6900万円で151億3800万円、19・2%減。件数・請負金額ともに3年連続で前年度を下回っている。
 県内企業への発注をピーク時と比較すると、件数は92年度(4844件)から78・4%減、発注金額は95年度(1663億2900万円)から61・7%減。発注件数はピーク時の約2割、発注金額は約4割まで減少した。
 震災前に県内企業への発注金額が最小だった10年度との比較で見ると、発注金額は83・3%増ながら、発注件数は34・5%減。背景の一つには、施工確保対策としての発注ロットの大型化があり、20年度の1件当たり平均金額は6081万円と、10年度の2174万円を大きく上回った。
 県外企業への発注は、件数が59件、発注金額が108億4700万円で、件数・金額ともに前年度を上回った。ピーク時との比較では、件数は92年度(669件)、発注金額は13年度(730億4000万円)と比較して、それぞれ10分の1程度となっている。
 県内外の発注割合を見ると、件数は県内94・7%、県外5・3%。発注金額は県内85・4%、県外14・6%。件数・金額ともに県内シェアが前年度を下回った。
 主な工種別の県内企業への発注状況(金額ベース)で見ると、土木は374億3405万1000円、建築一式が77億7404万2000円、電気設備が39億4284万1000円、管設備が21億2184万9000円、舗装が34億7792万7000円など。金額ベースでの発注率は、土木が92・3%、建築一式が100・0%、電気設備が82・9%、管設備が99・9%、舗装が98・7%などとなっている。
 建築一式以外で県内企業への発注率が100%だったのは、法面処理、塗装など11工種。県外企業への発注率が高いのは、鋼橋上部の56・3%、プレストレスト・コンクリートの73・8%、機械設備の73・0%、通信設備の51・6%など。県内企業への発注率が19年度を上回ったのは、プレストレスト・コンクリート、鋼工作物など。下回ったのは電気設備、鋼橋上部、機械設備、通信設備など。
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