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2026年
7月9日(木)
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県大規模事業評価専門委員会 国道281号小屋瀬道路について葛巻町内で現地調査 8月に答申案を審議予定
 県大規模事業評価専門委員会(山本英和委員長)は7日、事前評価を審議中の地域連携道路整備事業(ネットワーク形成型)「一般国道281号小屋瀬道路」について、葛巻町内での現地調査を行った。トンネルの起終点部などを確認して、「事業実施」とする県の評価を判断する上での論点を整理した。次回8月に予定されている第3回委員会で答申案を審議する予定。
 小屋瀬地区の道路の現状は、延長約6キロ、最小幅員は5.5(6.5)メートル。区間内にはR=150未満の急カーブ7カ所など、幅員狭小区間や線形不良区間が多くあることに加えて、大部分が一級河川山形川の浸水想定区域にも当たっている。地域連携道路整備事業を導入することで当該区間の課題解消を図り、緊急輸送道路としての機能強化、物流機能の向上、救急搬送の支援などに資することを目指す。
 小屋瀬地区の全体計画延長は約3キロで、区間内には約2キロのトンネルと橋梁1橋が設けられる。計画幅員は一般部が6.5(10.0)メートル、トンネル部が6.5(8.0)メートル。事業期間は27~37年度を予定しており、30年度の用地着手、32年度の工事着手が見込まれている。
 現時点では、総事業費は約170億円と試算されている。事業費の内訳は、本工事費が162億7000万円、用地費3000万円、測量試験費7億円。
 7日には現地調査が行われ、トンネルの起点側と終点側の坑口として想定している箇所を確認。委員からは岩質に対する県の見解などについて質問が上がり、県側は「古い地層であることから、安定した固い岩を想定している。詳細設計を進める中で地質調査も行っていく」との考えを示した。終点側では、現道から10メートルほど高い場所に坑口が設けられる見通しで、現道にボックスを据えて盛り土で現道に緩やかに接続する想定も示した。
 今回の現地調査で、第1回委員会で出た質問への解答に合わせて主要な論点について確認。次回委員会では「B/C算定を行うに当たっての交通量の伸び率の見込み」「スクールバスの運行状況」「小屋瀬地区の人口の状況」などを確認し、答申案について審議する予定でいる。
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