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- 国道281号案内~戸呂町口 下平トンネル掘削着手 安全な交通確保へ
- 25年10月から久慈市山形町で着手していた国道281号(仮称)下平トンネル(延長569メートル)の築造工事で、本格掘削を前に安全祈願祭が15日、久慈側坑口で執り行われた。施工は錢高組・豊島建設・ビルド遠藤特定JVが担当。貫通時期は未定だが、27年12月までの工期で整備が進められていく。
当日は関係者約30人が出席。神事では代表者がくわ入れや玉ぐしをささげ、工事の安全を祈願した。
神事後、発注者として米内靖士県北広域振興局長は、「本トンネルの完成により、災害に強い道路ネットワークが構築され、産業振興や交流人口の拡大などの効果が期待される」と述べ、円滑な工事推進を求めた。
来賓として中平均久慈市長(代読・坊良英樹副市長)は、安全安心な交通の確保と、沿岸―内陸間を短時間で結ぶ道路整備の進展に感謝した。
施工者を代表し(株)錢高組東北支店の小幡貞敏理事支店長は「各社一丸となり、高品質な構造物を、安全最優先で無事完成させるため全力を尽くしてまいりたい」と誓った。
国道281号は、県北地域の沿岸と内陸を結ぶ幹線道路。一方で、16年8月の台風第10号では、並行する久慈川の増水で道路決壊も発生しており、交通の円滑化とともに、災害に強い道路網の整備が課題となっている。
県では案内工区、下川井工区の開通に続き、20年度に案内~戸呂町口工区(総延長1000メートル、全体事業費約34億円)を事業化し、23年9月に工事着手している。
(仮称)下平トンネルの築造は、案内~戸呂町口工区のメインとなる工事で、整備概要は施工延長725メートル、トンネル(NATM)569メートル、坑門工2基。工事費は26億3400万円。掘削工事は久慈側から山形方面に向かって進め、27年12月の完成を目指す。













