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5月27日(水)
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奥州市の肉付け予算 0.6%減の656億8550万円 水沢図書館空調更新など
 奥州市は26日、26年度6月補正予算案の概要について公表した。市の今年度当初予算は骨格編成だったため、6月補正で予算の肉付けを行った。一般会計は、4億3593万7000円追加し、総額656億8550万5000円で、前年度当初と比較して(以下同)0・8%減。投資的経費の普通建設事業費については、32・3%減の50億3157万8000円となった。主な事業は、小中学校の給食費無償化に係る事業をはじめ、建設関連で水沢図書館空調設備更新、小学校屋内運動場や公立教育・保育施設のLED化、水沢公園の再整備基本構想作成に当たっての支援業務委託に係る費用などとなっている。
 6月補正では、市が直面する課題を踏まえ、課題解決に必要な変革を生み出す足掛かりのほか、特定財源の確保や財政調整基金の取り崩しを最小限に抑えつつ編成。行政の継続性を踏まえ、市総合計画に登載された二つの戦略プロジェクトと六つの大綱に沿った事業について新規や拡充して計上するほか、郷右近浩市長の公約事項である小中学校の給食費無償化に係る事業等を追加で計上した。
 補正額の内訳は、政策経費が肉付け分10億127万3000円を追加、通常分3億6650万7000円の減、経常経費が通常分1億9882万9000円の減。市長交代に伴う事業の取り止め、組み替え等、新規事業の追加により、当初予算編成時点よりも事業費、一般財源ベースともに減となっている。
 歳入では、県支出金に給食費無償化に係る補助金の皆増などで2億7349万5000円を上乗せ。繰入金は、財政調整基金の取り崩しなどで2億6686万5000円、市債に社会教育施設整備事業債の増などで3億250万円を、それぞれ追加した。
 歳出の性質別では、普通建設事業費の内訳が補助で2億7134万6000円を減額し計6億3373万6000円の40・8%減。単独が4億863万4000円追加し、計43億9784万2000円と30・8%の減となっている。目的別では、土木費が減額、民生費や教育費などが上乗せとなった。
 主な事業として、学校給食費負担軽減事業に3億8248万円。建設関連の新規では、水沢図書館の空調設備更新に1億2848万円を盛り込み、施設の長寿命化を図る。
 照明設備のLED化では、公立教育・保育施設に5593万6000円を措置し稲瀬わかば園とあゆみ園、小学校屋内運動場には1400万円を確保し南都田小で、それぞれ施工を実施。江刺生涯学習センターや埋蔵文化財調査センター、江刺武道館では、設計を進めていく。
 このほか賑わい創出・都市再生事業に、水沢公園の再整備基本構想作成に当たり支援業務の委託に係る費用を計上。江刺総合コミュニティセンター多目的ホールへの空調設備の新設、江刺産業技術交流センターの空調設備(冷温水機)の更新なども新規に計画した。
 継続事業では、小学校管理事業に6130万円を措置し、小学校5カ所のトイレ洋式化を進める。旧衣里幼稚園の解体事業には5008万3000円を計上し解体工事を行う。
 土木費の道路関係は、交付金や補助額の内示額が要望額よりも低かったことに伴い、事業調整で減額したものが主。社会資本整備総合交付金道路整備事業で2億1320万円、橋りょう長寿命化修繕事業で8380万9000円、社会資本整備総合交付金の通学路改善で540万2000円、それぞれ減額した。
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