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2月15日(日)
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一関市の26年度当初予算案 過去最大の予算規模に 一関小学校整備などを計上
 一関市は12日、26年度の当初予算案を公表した。一般会計の総額は766億2227万4000円で、25年度当初から81億7196万3000円、増減率にして11・9%の増。一関地区広域行政組合への負担金や一関小学校整備事業費などの大型事業を盛り込んだことで、過去最大規模の予算額となった。投資的経費のうち普通建設事業費は76億6855万1000円で、17億5929万5000円、29・8%の増。一関小学校や中里市民センターの整備事業費に加えて、道路新設改良事業費が2億円ほど前年度を上回ったことが影響した。
 主な歳入を見ると、自主財源である市税が法人市民税の減などにより、128億1257万2000円で0・6%減。依存財源である地方交付税は246億2400万5000円で0・7%減、市債は108億4680万円で111・1%の増。
 性質別歳出のうち、投資的経費の普通建設事業費は76億6855万1000円で、29・8%増。補助と単独の別で見ると、補助事業は34億5060万7000円で62・6%増、単独事業は38億2829万3000円で11・2%増。
 歳出を目的別に見ると、土木費は64億5888万4000円で6・0%増。先述した道路新設改良事業費のほか、道路維持補修費(臨時経済対策事業)が25年度を上回ったが、橋梁長寿命化事業費は1億円ほど下回った。
 ほか、総務費が134億4543万7000円で5・2%増、民生費が210億8051万1000円で4・6%増、衛生費が104億1121万円で76・7%増、教育費が67億3280万7000円で44・8%増、公債費が78億4145万6000円で4・9%減など。
 26年度は総合計画基本構想に掲げる将来像の実現に向けて、市の最大の課題である人口減少への対処を最重点に推進するとともに、多様化する市民ニーズへの的確な対応を図るため、「ひとづくり」「まちづくり」「しごとづくり」の三つの基本目標を柱として予算を編成した。
 このうち「ひとづくり」の関係では、一関小学校整備事業費に12億3077万8000円を計上し、校舎と屋内運動場の建設および屋外環境整備を行う。新規事業である屋内運動場空調設備整備事業では、小学校2校と中学校7校の屋内運動場に空調設備を設置するための設計を行う。それぞれの事業費を見ると、小学校分は770万9000円、中学校分は2697万9000円。
 「まちづくり」の関連では、一関地区広域行政組合負担金(ごみ・し尿処理分)に48億7794万5000円を計上し、同組合によるエネルギー回収型一般廃棄物処理施設建設事業等に対する負担金に充てる。新規事業である通学路安全確保整備事業費には2650万円を盛り込み、速度規制など交通安全対策を実施する区域として認定を受けた一関小学校周辺区域と山目小学校周辺区域の道路と交通安全施設の整備を行う。
 公共施設等総合管理計画に基づき、施設保有の見直しを進めるとともに、市公共施設等総合管理基金を活用して施設保有量の適正化と長寿命化を図る「公共施設等総合管理計画推進費」としては14億4918万円を計上した。このうち庁舎改修等は3億4399万9000円で、花泉支所庁舎の非常用発電設備更新と空調設備改修実施設計、大東支所庁舎の受変電設備更新、千厩支所庁舎の屋上防水改修、東山支所庁舎のボイラー真空ポンプ更新と受変電設備改修実施設計、藤沢支所庁舎空調設備更新などに充てる。
 そのほか、市民センター施設改修等に1億5950万円、体育施設改修等に1億6662万6000円、市営住宅改修に9782万3000円、学校給食センター施設改修費に1億7752万1000円を計上した。
 ほか、主な事業を見ていくと、土木費では道路新設改良事業費に12億670万8000円を計上した。このうち測量等委託料は1億7072万3000円で、26路線の測量・設計・分筆登記などを実施。道路改良等工事費は9億1324万3000円で37路線を対象に道路改良工事や道路改良舗装工事などを進める。
 道路維持補修費は6億7469万8000円、同(臨時経済対策事業)に2億4000万円、除雪費に3億7200万円、橋梁長寿命化事業費に3億2976万2000円、河川維持補修費に1億1528万5000円を盛り込んでいる。橋梁長寿命化事業費の内訳を見ると、橋梁定期点検委託料は8309万3000円で416橋を対象に点検を行う。橋梁補修設計委託料は3橋を対象に1700万円、橋梁補修工事費は6橋を対象に2億299万1000円を計上した。
 このほか、総務費の中里市民センター整備事業費6億1866万9000円や体育施設整備事業費6354万1000円、農林水産業費のため池廃止事業費1000万円などが盛り込まれた。
 一般会計に工業団地整備事業特別会計7億940万5000円、水道事業会計69億7548万7000円、下水道事業会計53億5435万7000円などを合わせた全会計の総額は1065億6588万7000円で、8・9%の増となった。
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