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2026年
6月29日(月)
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県岩泉土木センター 国道340号浅内地区は26年度に本格的な道路改良へ 秋口までに工事公告予定
 県沿岸広域振興局土木部岩泉土木センターは26年度、国道340号の岩泉町浅内地区(計画延長約1・4㌔)で、本格的な道路改良工事に取り掛かる。今年度は用地取得などを引き続き進めるとともに、秋口までに切土法面工などを行う道路改良工事を公告する予定だ。これまで旧JR岩泉線のレール撤去などを実施しており、今年度から本格的な道路工事に入る。
 国道340号は、陸前高田市を起点とし、青森県八戸市に至る路線。北上高地を縦断する唯一の幹線道路として、防災や地域間交流の面から重要な役割を担っており、緊急輸送道路などに指定されている。同町浅内地区では木材の運搬にも利用されるなど、産業を支える道路となっている。スクールバスなども同道路を利用している。
 同地区は、1車線の未改良区間で、幅員狭小箇所や線形不良箇所が連続。車両の擦れ違いが困難となっており、安全で円滑な交通に支障を来している。地元住民からは早期の改良整備を求める声が上がっており、地域の課題となっている。
 同事業では、1車線のあい路区間の2車線化を図る。事業計画延長は約1・4㌔。計画幅員は、歩道設置区間が6・0(12・0)㍍、歩道を設けない区間が6・0(9・5)㍍となっている。
 同事業では、旧JR岩泉線の軌道敷と一部ルートが重なる形で、2車線の道路を整備する。これまで道路本線の改良に向けて、既にレールの撤去や、切土が必要な区間での立ち木の伐採などを実施しており、おおむね完了した。
 同土木センターは、同地区の測量設計業務を北日本朝日航洋に委託し、24年度に設計書を作成した。25年度は地元説明会などを踏まえつつ、用地補償や物件調査などを推進。本線部の改良に向けて、レールの撤去や、切土が必要な区間での立ち木の伐採など、準備工事を進めてきた。
 26年度は、用地取得や物件移転補償を引き続き進めるとともに、本格的な道路改良工事に着手する。現時点では、終点側の約300㍍区間において、切土法面工を行う道路改良工事を進める計画。秋口までをめどに、工事の入札公告を予定している。
 同工事では、山を掘削し、一部岩塊が見られる箇所でのロックボルト工などを実施する。現在、施工数量の積算を進めており、工期などを検討している。掘削土は事業用地に仮置き、敷き均しするなど、同事業内で優先的に活用していくこととしている。
 事業評価調書によると、事業期間は22年度から28年度まで、総事業費は10億円の見込み。町道との付け替えに関連し、立体交差のボックスカルバートの整備も予定している。
 同土木センターは、受注者との協議において、現道幅員が狭い中で、一般車両の円滑な通行の確保と安全面に配慮した施工、地域への配慮が重要としている。同土木センターでは「町や地元の皆さんと相談しつつ、地域への情報提供にも努めたい」と話している。
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