カレンダー

2026年
7月3日(金)
01:43

トピックス

県岩泉土木センター 宮古岩泉線の猿沢地区の1車線を2車線化 26年度に橋梁詳細設計へ
 県沿岸広域振興局土木部岩泉土木センターは、25年度からの継続で、主要地方道宮古岩泉線の猿沢地区(岩泉町)の道路改良事業を進めている。事業計画延長は1160メートル。同事業では、幅員狭小などの地域課題を抱える1車線の区間を2車線化し、安全で円滑に通行できる道路を構築する。26年度は測量設計を引き続き推進するとともに、事業区間内に計画される橋梁1橋(橋長約40メートル)の詳細設計を秋までには発注する予定だ。
 宮古岩泉線は、宮古市上鼻の国道106号交差点を起点とし、同町乙茂の国道455号交差点につながる道路。同町役場有芸支所へのアクセスやスクールバスの通行に利用されるなど、地域住民の生活に欠かせない路線となっている。周辺には牧場などもあり、地場産業を支える路線でもある。
 事業対象の同地区は、有芸支所―国道455号交差点間において、唯一の1車線区間となっている。幅員は狭いところで4~5メートル程度で、車両の擦れ違いが困難な状況にある。急カーブが連続し、見通しも悪いことから、安全で円滑な交通に支障を来している。
 同土木センターは、幅員狭小区間などの解消に向けて、25年度新規で道路改良事業に着手。事業計画延長は1160メートル、計画幅員は5・5(7・0)メートルとなっている。事業評価調書によると、事業計画期間は25~32年度で、総事業費は12億5000万円の見込み。
 同土木センターは、25年度に道路の調査設計や橋梁の予備設計を含む測量設計業務を発注した。昭和土木設計の担当で現在、測量設計を進めている。年内をめどに測量設計を完了する見通し。現段階の計画では、現道拡幅を基本としつつ、部分的に線形改良を実施するイメージでルートを検討している。
 事業区間内の主要構造物としては、橋梁1橋(橋長約40メートル)の整備を予定している。既存橋梁の松の木橋は、町が管理する猿沢川に架かっている。今後、秋までに橋梁詳細設計を発注する予定。設計の中で、橋梁の架設場所などの計画を具体化していく。
 このほか、詳細の時期は未定だが、安全な道路を確保するための落石対策を別途業務として発注する予定で、必要な対策を検討していく。
 同事業の実施により、安全で円滑な交通を確保するとともに、2車線化に伴う定時性・速達性の向上などの整備効果が期待されている。
 同土木センターは、「地元の悲願として、道路改良に対する期待が大きい地区であり、一日でも早く現場に着手できるよう設計作業などを進めたい」としている。
バナー バナー バナー バナー バナー バナー バナー バナー バナー バナー 2026年版岩手建設年鑑予約受付中バナー 岩手建設年鑑ご購入の方へ