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2026年
7月2日(木)
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釜石市 6月30日に建物完成 新庁舎を市民が見学
 23年12月から工事を進めてきた釜石市新庁舎の建物が6月30日に完成したことから、市民向け見学会が開かれた。当日は近隣住民など約130人が訪れ、真新しい庁舎内を見て歩き、9月24日の開庁に思いを馳せていた。
 新庁舎は、現在の第1―5庁舎と教育センター、保健福祉センターを集約した総合庁舎として整備された。建設地は同市天神町5番20号で、敷地面積は約1万平方メートル。規模は、庁舎棟が鉄骨鉄筋コンクリート造一部鉄筋コンクリート造一部鉄骨造5階建ての、延べ床面積8007・59平方メートル、車庫棟は鉄筋コンクリート造2階建ての、延べ床面積748・60平方メートル。
 事業では、建設場所が県の津波浸水想定区域に掛かるため、2階以上への避難を基本に、地盤を1―2メートル盛土した。庁舎1階は、窓口機能を中心にフリースペース的に活用。サーバー室や防災システム室は3階に整備している。
 外観はL字型の建物で、1階には市民の憩いの場となる「みんなのホール」や窓口機能を、2、3階に執務室、3階に市長室や応接室、4階に議場を設置している。
 防災機能としては、太陽光発電設備をはじめ、非常用発電設備や、マンホールトイレ、非常用汚水槽などを備え、一時避難場所、防災拠点としての役割も担う。市民の一時避難場所としては、4階の大会議室などが想定されている。
 基本・実施設計は佐藤総合計画、施工は建築主体を戸田・山﨑特定建設工事JV、電気設備をユアテック・興和電設特定建設工事JV、機械設備を三浦設備・東北水道工事特定建設工事JVが担当した。総工費は約71億円となっている。
 6月30日は家族連れなど大勢の市民が庁舎内を見学。真新しい議場や市長室、1階の「みんなのホール」などを興味津々の様子で眺め、「明るくて開放感がある」「防災面でも安心できる建物」と感想を語っていた。
 現場を指揮した戸田・山﨑特定JVの堀川俊永作業所長は、地盤が硬く杭打ちに苦慮したことや、安全面、騒音など環境面に配慮しながら工事を進めてきたことを振り返りつつ、「新庁舎が交流拠点として、市民のコミュニケーションの場になれば」と、期待を込めていた。
 7月からは開庁に向け、移転作業が進められていく。25日には落成記念式典も予定されている。
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